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相棒

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ブラジルの競技場では乱闘騒ぎは日常茶飯事。
サポーター同士の衝突で、過去には死者まで出したことも。

競技場に睨みをきかす相棒達に西日が当たっていた。

南米の地で“比較的”安全に暮らすこつは「危険の匂い」を嗅ぎ分けることだ。
シチュエーションにあわせた緊張感の持ち方、時間と慣れが解決する。

先日のことだ、日系人の知人宅に強盗が入った。

プールが二つにフットサル、テニスコートがある豪邸。
朝7時前、子供を学校に送ろうとクルマのガレージを開けたところ、三人組の拳銃強盗が押し入ってきた。
家族全員を縛り上げ、金品のありかを聞くために拳銃の柄でなんども家人の頭を殴りつけた。

クルマ、貴金属、現金などを全て持ち去られたというが、「命があっただけでもよかった」と・・・
もちろん、警報機もついているが、このような状況では警報機も役に立たない。
事件のトラウマで何ヶ月も苦しんだという。
映画のような話だが、僕の知人には警官隊と強盗団の撃ち合いに巻き込まれて、流れ弾を受けた人も。
交差点で拳銃強盗に襲われて、逃げようとして頭に銃弾を打ち込まれて即死した人もいる。

何事もなく平穏無事にブラジルの地で生きている僕達家族だが、一家の主として兜の緒を締めなおす必要があると感じた。
兜の緒?うん、慣れから緊張感が抜けた時が一番危ないからね。
by Pombo_Brasil | 2009-10-27 23:25 | サッカー・その他

Ottimo! & セバスチャン・サルガド(Sebastião Salgado)

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やっぱり応援してもらうなら美人がいいよねー!
ちょいと忙しいので、続きの更新はまたあとで。

ブラジルを代表する写真家の一人、セバスチャン・サルガドの特集を組もうかと考えているんだけど、読みたい人います?
今、興味があってNYタイムズとかガーディアン誌(イギリス)あたりの特集を片っ端から読み込んでいるところ。
こっちで写真集も探しているんだけど、超高い!!!!(苦笑)
個人的には、サルガドの写真は初期の「Worker」や「Terra」が好き。

サルガドって日本では何度も写真展をやっているし有名だけど、日本語のネット情報少なすぎ。
これだと、写真展見るにしても作家や作品の背景や屋台骨となっている世界観を掴むのが難しい。
日本語オンリーってやっぱり情報的にも視点的にも足りない部分が出てくる。
かといって英語もこれまた、視点的に偏る部分が残る(南米に住むと良く分かる)。
個人的な理想は、あと数ヶ国語を読みこなせるだけの言語力が欲しいと思う最近です。

あくまで理想だけどねーw(その前に努力しろって・笑)
by Pombo_Brasil | 2009-10-25 05:37 | サッカー・その他

Sponsored by Nikon

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ブラジル代表の試合にはいくつものスポンサーがつきます。
携帯、通信、お酒、カメラ、クルマ、家電・・・・・今回のスポンサーの一つがニコンでした。
ニコンのブランドは海外ではとても強いのですが、ブラジルでプロが使うカメラの多くはキヤノンです。
一応「プロが使う」と書きましたが、ブラジルでアマチュアがデジタル一眼レフを持っている姿はほとんど見ません。
一眼レフタイプのデジタルカメラを趣味に使っているのは、あくまでも先進国のアマチュアが中心です。
ブラジルで一眼レフタイプのデジタルカメラ(特に中級機以上)を使っているカメラマンを見れば、99%プロかそれに準ずると思って間違いありません。

話がずれましたが、D3の登場でニコンのシェアが増えていると聞きます。
ただし、ブラジルではまだまだキヤノンの牙城は崩れていません。

下の写真は、ブラジルを代表するスポーツ系のストリンガー達。
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海外、ブラジルの通信社、ブラジルの大手紙、大手のスポーツ系サイトなどブラジルサッカー(スポーツ)の写真を世界に流しているトッププロ達です。
機材はまだまだキヤノンの牙城強し、ということが見るだけで分かるでしょうか。
私見ですが、キヤノンが未だ強い理由は機材の値段もあるでしょう。乗り換え費用の問題です。
ブラジルでのカメラ機材は日本での5割から8割増しです(カメラバッグや三脚、ライティング機材も同様)。
日本で100万円のヨンニッパは、ブラジルでは最低でも150万円・・・・法定最低給料(約2万5千円)の5年分です。
独立系のカメラマンには乗り換えは相当な勇気がいるでしょう。

ただし、ニコンのブラジル代理店は力を入れてプロ市場へ食い込もうとしているようです。
僕が以前接したことがある、ブラジルトップクラスのウエディングフォトグラファーもニコンから営業をかけられていると話していました。
さて、これからブラジルでの勢力図はどう変わるでしょうか。

ちなみに、ブラジルではプロが使うカメラはニコンかキヤノン以外にはありえません。
サポートの問題です。

ブラジル代表の練習光景を写すためにずらっと並ぶ報道陣、僕の後ろにもカメラが並んでいます。
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by Pombo_Brasil | 2009-10-22 17:41 | サッカー・プロ

克己

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立て続けにゴールを割られた。勝利が見えぬ闘いは続く、気力を奮い起こすまでの時間は永遠に長い。
by Pombo_Brasil | 2009-07-29 12:13 | サッカー・プロ

闘技

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「すべての道はローマに通ず」とまで言われた時代、コロッセオの剣士達による闘技は数万人の観衆を集めた。
現代のローマ、米国で最も人気があるスポーツはアメリカンフットボールだが、世界標準はもちろんサッカー。
中米では、サッカーをきっかけとして国同士の戦争にまで発展したことがある。

ブラジルサッカーを撮影していると、時折「スポーツ」という言葉で割り切れない感覚に陥ることがある。
サッカー競技場が現代のコロッセオだとは言わないが、サッカーを闘技だと思う時はある。

WBCの優勝決定戦で見た「イチロー選手」の打席、あの緊張感、あの感動。
日本代表が戦うワールドカップの試合でいつか見たいと思う。
by Pombo_Brasil | 2009-07-07 07:47 | サッカー・プロ

栄光からの転落

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ブラジルには五百以上のプロサッカーチームがある。
僕が住む地方州だけでも、セリエA・B(1部・2部)あわせて40近くのプロチームがひしめき合う。
プロサッカー選手の数だけでも数万人と言われるブラジル、その競争の激しさは言わずとも分かる。
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サンパウロ州のコリンチャンスにも似た黒白のユニフォームに身をまとった選手達。
ブラジルサッカーで最も歴史があるチームの一つ。
現在でこそ弱小チームだが、数十年前はサンパウロやリオデジャネイロの強豪達とわたりあってきたという。
資金のない中でチームへの強い想いを抱いて闘うその姿は、僕の撮影欲をかきたててきた。
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しかし、ここ数年は目立ったスポンサーも付かず、戦力はじり貧。今年は手の施しようがないチーム状態だった。
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この日、チームの州リーグ2部落ちが決まった。
今日勝てば、最後の望みがつなげるはずだった・・・・。
前半で2点先取、しかし後半にチームはじり貧となり、追いつかれ、逆転された。
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最後の笛がなり、選手たちは倒れこむ。
エースナンバーを付けた選手が倒れこんだまま起き上がらない。
サッカー選手としては年齢的にも終盤だろう。
この数年間、僕がサッカーを撮り始めた頃から同じチームで闘い続けてきた。
選手の移籍やレンタルが激しいブラジルの地方リーグでは、珍しいケースだと思う。
ボールボーイが心配そうに近寄り、放心した状態からゆっくりと起き上がる。
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彼の人生は、サッカーそして彼が愛するチームと共にあったのだろう。
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今年、彼のチームのシーズンはもう終わってしまった。
ブラジルの地方リーグの契約は厳しい、チームが負ければ即全員解雇が待っている。
チームの選手たちは、他のチームからの引き抜きでもない限り、来年のシーズンまで仕事を探し家族を支えて生きていかなくてはいけない。

サッカーは続く、そして彼らの人生も。
僕は、サッカーと彼らの「フィールド上の人生」を写し続けるつもりだ。
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追記:今回の写真は腕がなまっていることもあり、自分の満足度はかなり低いです。
ただ、どうしても2部落ちする彼らの写真を上げておきたかった。
ま、しばらくは緩い写真が続きますが、どうぞよろしくー。
それと、40Dもいいカメラですが、1D系と比べるとねぇ・・・キヤノンさん、APS-Cのセミプロ機だしてくれ。
そうじゃないとニコンに逝っちゃうぞ(爆
by Pombo_Brasil | 2009-04-25 08:16 | サッカー・プロ

ボールボーイとピューリッツァー賞

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ご無沙汰のサッカー写真ですが、しばらくの間復活します。
最低でも、週1程度はブログをアップできるように努めますのでよろしく。
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さて、今年のピューリッツァー賞写真部門の受賞作品は見られました?

Breaking News Photography は こちら
Feature Photography は こちら

Feature部門の受賞はオバマ大統領の写真なのですが、(あくまで)個人的にはちょっと肩透かしです。
確かに黒人系大統領の誕生はエポックメーキングだし、"時代"を強く感じます。
国中が大統領選挙に興奮する、そのダイナミックさにもうらやましさとアメリカの底力を感じます。
受賞作品には、アメリカの時代と今が写っていると思う(たとえ一部分にせよ)。
ただし、個人的には時代やその象徴よりも、もっと時代の"生(命)"を写した写真を選んで欲しかった。
内向きに向かうアメリカではなく、外に関心を向けるきっかけを作って欲しかった。

時代の指標、骨太の写真が欲しい。

「文明の衝突」という言葉が言われてもう何年にもなる。
でも、カオスの中から見えてくる何かも必ずある。
そんな時代に生きながら、その何かを写真で表現してみたい。
たとえそれが、地球の片隅の小さな生の表現であったとしてもだ。
どんな被写体に向き合おうとも、そこに写るものは表現者の精神次第。

それにしてもハイチの写真はすごいよねー

PS:もう一度よく考えてみた再考を載せます(コメント欄にも)。
うん、今回のピューリッツァー賞は視点をしっかりと捉えて見ると面白いね。
写真を見る、記事を読む側にも教養と努力、真摯な姿勢が求められると思いました。はい。
皆さんも、ハイチとアメリカ歴史(黒人にまつわる)を予習してから今年のピューリッツァー賞を見てみてください。
米国は、金融危機も含めて自分を見つめなおそうとしています。
国民のレベル以上のメディアや政治家は出てこないもの、アメリカはやはりすごい国だと思います。
米国を嫌いな人、多いだろうけどね(苦笑)。
by Pombo_Brasil | 2009-04-22 10:40

男達の世界 No.17 死守

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半年ぶりにサッカー撮影復帰。撮影・現像、すべてが暗中模索状態です。
今日で三試合目、やっと勘が戻ってきました。
by Pombo_Brasil | 2009-03-16 10:43 | サッカー・プロ

業務連絡

「24 Season7」にはまっていますので、今日の更新はお休みです。
以上。
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by Pombo_Brasil | 2009-01-29 14:09 | その他

機材変更 APS-Cへ逆戻り

1Dmark2を売却、EOS 40Dの2台体制にしました。
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イベント撮影や地方メディア向けの仕事が多いので、軽い機材のほうがいいんですね。
朝から夜までぶっ通しで何日間もカメラ持ってるとねぇ・・・(笑)。
カメラにスピードライト、外部電源付けて2台体制。
僕、体力ないですから1D系にフルサイズ用のレンズはオーバーウエイトです。

本当はもう1台、40Dが欲しいところ。
ブラジルだと修理が大変なんです。
知人の40Dは、日本から部品を取り寄せるとかですでに1カ月以上入院中。
信じられないでしょうが、すでに3カ月入院している知人の40Dもあります(本当です)。
部品が届いても、関税で足止めくらうとか色々あります。
先日、どうしても必要な部品があって「国際スピード便」で送ってもらったら、三週間かかったことも。アメリカだと二日で届きます。
そんなこんなで、サブのサブとか持ってないと、いざという時に機材がないはめに。
レンズもできれば焦点距離の重なるレンジを二通り揃えたほうが安全です。

南米で写真撮るのは、まあ色々と大変です。
それでも、世界最高の被写体が揃っている国ですから文句は言えませんね。

では、また。
by Pombo_Brasil | 2009-01-08 23:17 | 機材ネタ