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主人を待つ

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街道脇の小さな飲食店で、アイスクリームを食べながらバスを待っていた。
主人を待っているのだろうか、一匹の犬が木陰で身動き一つせずにじっと座っていた。
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最近、何か動物を飼いたいという衝動が起きて困っている。

まあ、理由の一つはわかっている。フラストレーションだ。
我が家には3人の子供達がいる。小学3年の長女、1年の次女、4歳の長男だ。
上の2人は私立学校に通っている(これが高い・・・涙)。
実は、ここ1年ほど、妻と4人目の子供をどうするか悩み続けた。今も悩んでいる・・・ほんと。
「子供は宝」。そして子供にとって、兄弟は最高の贈り物だ。

我が家は、3人目が生まれたことを境に子供達の世界が一変した。
なにもないところから創造することを覚え、兄弟姉妹の中で人間関係を学ぶ。
おもちゃなど、最低限のもので大丈夫。彼らは遊びの天才だ。
2人と3人では、この世界がまったく違う。
事情は分からないでもないが、一人っ子はかわいそうだよ、お父さん、お母さん。
(もちろん、日本はいろんな意味で大変だろう)

ちなみに、我が家にはテレビゲームなどというものは影も形もない(ブラジルでは人気あるよ)。
その代わりといってはあれだが、学校では課外授業でバレエや体操をやっている。
運動神経がいい長女は、側転は自由自在だし、開脚もほぼ180度。初めて見た時は驚いた。
ブリッジや逆立ちなんてお茶の子さいさいだ。
(ちなみにボボちゃんは運動神経ゼロなのだ、ママィは体育の通信簿は5だったとか・・・)

話は戻る。
「もう1人いてもいいよね」。いつの頃からか、時折そんな言葉が口をついて出た。
子供にしても、兄弟姉妹が多いことは将来、大きな精神的な支えとなるだろう。
僕達は移住一世。はなから自分の人生を後世の為に犠牲にすることぐらいは覚悟しているが、
悲しいかな、健康と体力、経済力など自分達の器の大きさだけは簡単には変えられない。

子供3人、精一杯がんばって教育など人並み以上の環境を揃えることはできる。
だが、もうひとり、この国でそれなりのスタートラインに立てるだけの後押しをしてやれるか・・・
「子供は子供の人生を歩めばいいのだ」「なんとかなる」
この国では、そんな希望論は通じない(と思っている)。
そんな考えが通じるようなら、なぜ数十万人もの日系ブラジル人が日本へ出稼ぎに行くのだ。

犬、飼おうかな・・・でも、そんな弱い心の発露で飼われる犬もかわいそうだね。

子供達をワルテルに会わせてあげたいこの頃(苦笑)。人気ブログランキングへ
by Pombo_Brasil | 2008-08-31 01:46 | スナップ・ブラジル
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