何故ブラジルなのか

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後孫の未来の為にブラジル行きを選んだ、と言ったら笑われるだろうか。
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奇跡でも起きない限り、未来の世界が食料・資源の争奪戦になることは目に見えている。
民族・宗教の対立は、この先ますます激しくなるだろう。
日本は精神的な梗塞感につかまっているし、アメリカの未来も暗雲が立ち込めている。

ブラジルは不思議な国だ。
五色人種がうまく融和している部分がある(すくなくともアメリカの人種差別よりはましだ)。
アメリカの南部州を旅行した際、ガソリンスタンドで道を聞こうとして近くにいた白人に近寄った時のことは今でも覚えている。
中年の白人男性が、「カラードめ、近寄るんじゃない!」と叫びながら、給油管を目の前に突き出してきた。
その時に嗅いだガソリンの匂いは、忘れようとしても忘れられない。

人種差別などいちいち気にしていたらアメリカや海外では生きてはいけないが、アメリカには独特の「痛み」がある。
人種間に横たわる「痛み」。すくなくとも、その痛みをブラジルで感じることは少ない。
それだけでも、ブラジルで生きることの素晴らしさを実感できるというものだ。

子供達を見ていると、実に希望を感じる。
様々な人種の子供達に囲まれて、色々な肌や国籍、民族が廻りにいることが自然になっている。
土地柄のせいだろうか、性格も実におおらかだ。
日本語とポルトガル語がネイティブに話せ、それに簡単な英語もできる。
ブラジル人が英語を習得するのは早い。

イラクでの爆弾テロで爆死された、セルジオ・デメロ国連事務総長特別代表はブラジル人。
カリオカっ子(リオっ子のこと)らしい性格で、その人柄と調整力故に次期国連事務総長とまで言われた人物。
もし、彼が生きていたなら、今の世界は少しはよくなっていたかもしれない。

食料、資源、人を育てる土地。

我が家系は、兄が社会的に成功しているし、兄の長男も立派になりつつある。
だから、家系から一人ぐらいは「将来へのリスク分散・笑」として海外にいるのも悪くないと思っている。
家族が離れ離れでいるのはつらいが、未来への種を植えている時だと納得するしかない。

僕が生きているうちに、ブラジルへ来たことの本当の未来を見ることはできないかもしれない。
それでも、そんな夢を見ながら生きることも悪くないと思っている。

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by Pombo_Brasil | 2008-03-24 00:03
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