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写真ブログの危険性について

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少年サッカーにもドラマはある。
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先日、SportsShooter.comというアメリカの報道・スポーツ系写真家達のサイトに面白い記事があった。
「まだ若い写真家達がすべきこと、してはいけないこと」という題の記事だ。
サンフランシスコ・クロニクル紙のスタッフフォトグラファーとサイト関係者のインタビュー記事。

詳しい説明は避けるが、当該の写真家による印象的な言葉が多かった。

「新聞や雑誌の編集者に実力を売り込むつもりなら、有名人や一大イベントの写真は意味がない」
「ワールドシリーズや有名人の写真なんて誰もが見飽きている。それよりも感動的なリトルリーグの組写真のほうがずっと編集者の印象に残る」
というものだ。

つまり
「何を撮りたいのか、何を写真で表現したいのか」が本質だというものだ。

その後には、僕を含む多くの写真ブロガーにとって聞きたくない言葉も続いていた。
「インターネットは危険だ」
「サイトやブログで“すごい写真だね”“いいね”などのコメントが並び、錯覚に陥ることでつぶれてしまう」
「プロの目による厳しい評価がない世界だ」

「写真の師を持つこと」
「建設的な批判と正直な意見、それでいて侮辱的でない言葉」
「そんな批評の中で写真の組み立てを勉強してきた」
「一定のレベルに達したら、あとは自分次第、自分との戦いだ」

建設的な批判にさらされることが少ない写真ブログの世界。
独りよがりの世界に陥る恐ろしさを常に意識していないと成長は止まってしまう。

以前、「これはどうだ!」という写真が撮れて、絶賛コメントが続いたことがある。
そこに一言、カギコメで「画面構成が甘い」との指摘が入った。
その指摘は実は自分でも気づいていたことだったが、目をつむろうとしていた自分がいた。

他人の写真を批評、特に批判することは恐ろしいことだ。
へたをすれば、その人の才を奪ってしまう。
ただし、僕のブログに限って言えば、鍵コメのアドバイスほどありがたいものはない。
過去の写真を見返しながら、今になって当時のアドバイスを理解できることも多い。

写真で何を表現したいのか。
まだまだひよっ子なので、皆様よろしくお願いします。

写真の批評に関する鍵コメ大歓迎!ただし、建設的なものをヨロシクね。

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by Pombo_Brasil | 2007-12-10 14:21 | サッカー・その他
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