写真にはイマジネーションが必要だ

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郊外を走っていて、ふと見つけた移動遊園地。
まだ準備中の遊園地に子供達が釘付けになっている間、僕は近所を散歩していた。
場所は我が家(市の中心街)から20キロ近く離れた場所。
もう少しクルマで走れば農場地帯が始まるほどの田舎だ。

ふと、移動遊園地の横に大きな広場があることに気づいた。
広場の入り口に「サンフランシスコ運動公園」と書いた看板がある。
あれ?え?ここはもしや・・・・

そう、ここは、僕が被写体として撮り続けている、あるチームの練習場だった。
な、なんという巡りあわせ・・・こんなことがあっていいのだろうか。

入り口にある管理小屋のおっちゃんが出てきて、少し話を聞く。
ほとんどの選手はシーズン終了と同時に解雇になったが、一部の選手達は練習を続けているという。
「いつでも写真を撮りに来ればいいよ、資金のあるチームじゃないから合同練習は週3回だけだよ」。

練習場では、まだ若い選手が一人だけ、もくもくと走りこみを続けていた。
今年のリーグ戦では見なかった選手、多分、新人だろう。
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このチームに金がないことは練習場を見れば分かる。
ゴールポストの前の芝生は、はがれたまま。
ただし、芝生がはげていることは練習量の証でもある。

選手がいないフィールドを見渡しながら、選手達の心に想いを走らせた。
ハングリーな心。負けない心。熱い心。
選手達の心に想いを馳せると、自然にどのような写真を撮ればいいか、心が教えてくれる。
そう、写真とは想像力と創造性に富んだ「心」なのだ。

僕が撮影している地方のプロサッカーは9月の時点でシーズンが終了、来年2月まで試合がない。
今年撮影した、このチームの写真を見直しながら、この記事を書いている。
「オフシーズンになにをすればいいか、分かったな・・・」

そうだ、僕も来年のシーズンに向けて黙々と走りこみを続けよう。

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by Pombo_Brasil | 2007-11-06 10:04 | スナップ・ブラジル
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