いつの頃からだろうか、ブラジルに来てから音楽を聞かなくなった。
高校、大学時代、あれほどはまっていた洋楽もとんとご無沙汰。
たまに楽しむ洋楽は、アメリカドラマの「スーパーナチュラル」の中で聞くぐらい。
遠征先のチームを追って、日曜日の午後早くにクルマを飛ばす。
幹線道路から抜けて、州を縦断する抜け道に入り込む。
見事だ、何十キロも何もない光景が続く。
手探りで助手席のカバンを探り、カメラを出す。
フトントガラスにカメラを押し付けて、どこまでも続く道を撮った。
写真右に写り込んでいるのは何かの反射だろう、まあいいや。
さて、先は長いし、たまには音楽でも聞くとするか。
音楽プレーヤーに手を伸ばす、ボブマーレー、ボストン、AC/DC、スティング、ロキシーミュージック
うーん、気分じゃない。
冬のソナタ、夏のかおり、美しき日々のサントラ? こりゃママィの趣味だ。
おっと、これこれ。
美空ひばり「川の流れのように」
これがブラジルの大地に合うのよ。
人生、晴れの日があれば、雨の日もあるさ。