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オトコの生き様

まず、最初に東日本大震災で亡くなられた方々に心からの追悼の意を表明すると同時に、
被災地でご苦労されている、また現地で支援活動等に尽力されている方々に心からのエールを送らせていただきます。

ということで、超久々のブログ記事更新です。

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随分前になるが、ブラジル柔術の伝説の鉄人こと「ヒクソン・グレーシー」のインタビュー記事を読んで感銘を受けてしまった。
当該のインタビュー記事はこちら

「まずは最高の自分になること。そうすれば人のために何かができる。そして、最終的に自分という枠を超えて、人の役に立てるようになればいい。誰の役にも立たない人生なんて意味がない。自分のことしか考えず、人のためには指一本動かさない人間はただの自分勝手だ。しかし、人を助けるために自分の力を蓄えるのなら、それは立派な行動だ。だから自分を優先させる」(ヒクソン・グレーシー)。

このインタビュー部分だけでは、誤解しかねないので、是非インタビュー記事全文を読んでみてほしい。
ヒクソンが伝えようとしていることが、うっすらと分かってくると思う。ま、反発する人もいるわな。

個人がしっかりと立ち、幸せへの垣根が低い社会。
今までの常識や人生、家族、会社、社会への関わり方、色々な物が違って見えてくるはずだ。

プライドやメンツ、オトコなら誰もが抱く数多くの欲望。
誰だって、金も地位も、美人の彼女、最後にはケチな名誉だって欲しい。
「現代の日本人はしゃぼん玉の中で生きているかのようだ」(ヒクソン・グレーシー)。
そんなオトコでも、持って生まれたサガにしがみつきながら生きている。

そんなものを飲み込んでしまい、猛々しい、それでいて優しいオトコの世界を勝ち得てみたい。
プロサッカーを身近で撮影していると、何故かそういう世界に引き込まれていく自分を感じる。
そして、そんな世界に関わることは決して嫌いじゃない。

J選抜vs日本代表のチャリティーマッチ。44歳でドラマのようなゴールを決めたカズさん、本当にすごいよ。
カッコいいよ、最高。

近況:
現在、ブラジル選手権参加チームのフォトグラファーとして、シーズン通しで写真撮影の仕事を請け負っています。
現在は州選手権のまっただ中、7月は決勝リーグで9月からはブラジル選手権が始まります。
ということでコパ・アメリカの撮影旅行は日程的に無理。日本代表の勇姿は、2013年のコンフェデ杯で撮影することにしましょう。
できれば、同郷の長友選手の写真を撮影して、日本に今度帰った時に地元の子供達に見せてあげたかったんですけどね。
長友選手、地元の子供達のヒーローなんですよ。
で、仕事の写真は、ほとんどが州内の各メディア配信用なので、撮影はチームの広報という視点からやっています。
責任はあるけど、こういう撮影好きなんですよ。マス向けの仕事は評価されてなんぼだしね、
それと、メディア学科受講中のサブカメラマンに現場での写真撮影などを教えている最中で、これもなかなか楽しい。

ちょっと今年は「エキサイト」かもよ。

写真左の監督は元ブラジル代表のミランジーニャ。1974年のドイツW杯で活躍、日本にも来たことがある。
サンパウロの名門コリンチャンスの現役顧問です。
写真右の選手はセンターフォワード。試合前半の仕事ぶりが最低で、鬼のように怒られた後で励まされている所(笑)。
彼、怒られた後なのでちょっと引いています(爆)。
by Pombo_Brasil | 2011-03-30 23:17 | サッカー・プロ
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