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レギュレーション

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今年からサッカー協会の報道レギュレーションがかなり厳しくなり、撮影位置もほぼ固定されることになった。
各試合の48時間前に撮影許可の申請が必要だし、ビブス着用など全国リーグのレギュレーションに近い。
ま、今年からテレビの生中継が入ることになったので、色々と厳しくせざる負えないのだろう。

試合中の撮影位置はコーナーに近い一角のみ。
この位置からの撮影は、技術も大して求められないし、楽といえば楽。
センタリングやコーナーからのゴール前を抑えるのも比較的簡単だし、
(相対的に視線を動かす量が少なくなるから当然だよね)
サイドを駆け上がる選手も絵になる。

ただし、個人的にはゴールネット近くからの撮影が好きだ。
ゴール前でのチャンスを抑える難易度は上がるが、うまく行けば迫力が違う。

レギュレーション1つとっても、豊かになるブラジルを実感するこの頃です。
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by Pombo_Brasil | 2012-02-22 05:48 | サッカー・プロ

Esperança

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日本の知人の大切な”家族”が深刻な病気になったと聞いた。
今はとにかく「がんばれ!」とエールを届ける他はない。

がんばれ、ワルテル!
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by Pombo_Brasil | 2012-02-20 21:42 | サッカー・プロ

闘う者

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by Pombo_Brasil | 2011-09-14 12:30 | サッカー・プロ

Nossos sonhos ブラジルの夢

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遠征先の控え室、州都を遠く離れた地方の街のスタジアムはコンクリートの打ち放し。
地の果てとはこのことか。

シューズのひもを結ぶ指先から緊張感が伝わる。
夢見るのは、何万人もの観客を集めるスタジアム。
数千キロの彼方から、「ブラジルの夢」を追い求める若者達。

いくほどの魂をファインダーの中で追いかけてきただろうか。

「Nossos sonhos ブラジルの夢」(クラブ遠征を追いかけた1日)



祝!初YouTubeデビュー(笑)
1週間分のネタを出し切ったのでしばらく更新ないかも(汗)
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by Pombo_Brasil | 2011-05-31 14:21 | サッカー・プロ

サッカー少年の瞳

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「カフー!カフー!」

撮影する僕の背後からひときわ大きな声で黒人系の選手(サイドバック)を応援する声が聞こえた。
声の主が気になって後ろを振り向くと、1人のサッカー少年が目に入った。
プロクラブの少年チームの生徒だ。

プロクラブは、テストを通じて才能ある少年をいつも探している。
特に才能を認められた場合には、練習費が免除され、シューズやユニフォーム等も支給される。
もし、世界的な選手を発掘すれば、選手の生涯を通じて膨大な金額がクラブに入り込む。
才能発掘と育成はクラブ運営に欠かせないものだ。

少年の話だ。
印象的な瞳に惹き付けられ、親指を立てながら「写真いいか?」と聞く。
親指を立ててポーズを取る少年。
写真を撮り終えて、再び親指を立てながら笑顔を見せると、はにかみがちな笑顔が返ってきた。

強い瞳を持つ少年だ。
サッカー選手を目指すサッカー少年の中には、時折こういう瞳を持った子がいる。
強い意志を持ち、競争の中でもまれて身につけるたくましさ。
三浦選手(カズさん)が、このような環境に飛び込み、セリエAでレギュラーを張ったことに今更ながら驚く。
ブラジルへサッカー留学することさえが、パイオニアだった時代の話だ。

もし、ブラジルへ今、サッカー留学をしたいのなら、あえて地方を選ぶのも選択肢だ。
地方にも育成力のあるいいクラブがある。
その代わり、地方では周りに日本人はいない。地方ならば遊ぶ場所も少ないので逃げ場所はない。
僕が住んでいる地方には、2人の若い東洋人選手がいる(チームは別)。
そのうちの1人は高校時代にブラジルへ飛び込み、毎日サッカーに明け暮れたという。
彼らのうち、1人は州選手権の得点王を狙っている。もう1人は今年からプロ枠に入った。
才能に加えて、強い精神力がなければできない話だ。

ハングリーな精神は生い立ちだけが産むものではない、自分の心の中に埋もれているはずだ。
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by Pombo_Brasil | 2011-05-23 05:31 | サッカー・その他

男が涙を隠す時

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州選手権が始まってすでに13節(ゲーム)が過ぎた。
レギュラーは序盤過ぎからほぼ固定、リザーブ選手はベンチを温める試合が続く。
レギュラー選手の交代要員として、ベンチの選手に与えられるのは数少ないチャンス。
フォワードか攻撃的MFの選手なら、点を取ることが何物にも代え難い自分を売り込む手段となる。

2対1で迎えた試合後半の途中、1人の控え選手が攻撃的MFの交代要員として投入された。
今年から今のチームに所属しているが、13節の間レギュラー陣の控えに甘んじてきた。
得点力がある選手だが、今のチームでは、まだゴールを決めていない。

監督から与えられた指示はシンプル。前列のフォワード2人と一緒に、追加点を取って試合を決める。

1本目のシュート・・・・ポストに弾かれて頭を抱えた。
守備が続いた後、カウンター攻撃からゴール前に早いクロスが上がった。
カメラを構える僕の目の前を、ゴールラインを割る間際に放たれた矢のようなボールが飛んでいく。
守備側の選手がボールを弾くかと思った次の瞬間、ゴール前隅に飛び込んできた控え選手がダイレクトに決めた。

試合を決める追加点を決めた。

ゴールを決めた彼は、しばらく吠えた後、監督やベンチ、サポーターとは逆方向に走り始めた。
こちらに向かって走ってくる予想外の行動に、選手の姿がファインダーのフレームから大きくはみ出した。

彼が向かった先は、普段から仲がよい、右サイドバックのレギュラー選手の所だった。
2人はハイタッチを交わし、喜びを分かち合う。
喜びや、友情、男の意地、実に様々な感情がファインダーを通じて伝わってくる。

「写真に関わっていて本当によかった」と心から思える瞬間だ。
人に関わることの素晴らしさ、僕にとっては写真を通じてしか学べないことがある。

写真に関わるという、この上ない贈り物。その贈り物を通じて得た物をより多くの人々に伝えたい。
この数年、写真を撮り続けながら、心の中をかすめる想いだ。

チームメートと喜びを分かちあった後、彼は歩きながらしばらくの間、両手で顔を覆った。
手を除けた後の顔。その顔を僕は見ていないし、写真にも撮っていない。
フィールドの戦士に対して払いたい敬意があった。

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by Pombo_Brasil | 2011-05-18 12:07 | サッカー・プロ

背負うものの重さ

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僕はサポーターを大事にする選手が好きだ。
もちろんプロスポーツなので、結果を出すことが欠かせない。
しかし、「背負うものの重さ」を大事にする選手と大事にしない選手では、いつか必ずサッカーや人生の結果が違ってくると思う。
これは、決してサッカーに限った話ではない。

ブラジルの選手は、レベルの違いによって様々なものを背負っている。
自らの成功に始まり、家族の生活、親族の生活、出身地の誇り、チームやファンの誇り、国の誇り、などだ。
この重みを知り、その重みを背負いながら闘う選手・チームは強い。

何年も前になるが、ブラジル遠征に来た、ある団体スポーツの日本代表の試合を撮影した。
対するはブラジル代表。

国会斉唱になり、ブラジル国歌が流れると、ブラジルの選手達は毅然とした態度で胸に手をやり、国家を歌い始めた。
ブラジルという国の代表として、その重みを背負っている緊張感がひしひしと伝わってきた。

次に日本国歌が流れた。
選手達の目は泳ぎ、緊張感なく、国歌さえ歌おうとしない選手が多かった。
日本人としてその場にいることが恥ずかしかった。

「こりゃ勝てないな」

試合はボロ負けもいいところ。実力差以上のなにかが存在することを強く感じた。
背負うものの重みを知らない選手が、どうして背負うものの重みを知り、自らを鼓舞する選手達に勝てる?

昨年の南アフリカ、サッカーW杯の日本代表初戦。
カメルーン戦を前に肩を組み、国歌を斉唱する日本代表を見て「なにかが起こる!」と直感した。
試合後、肩を組んで国歌斉唱することを提案したのが日系ブラジル人の闘莉王だと知り、なるほどと思った。

僕はただ、背負うものの重さと大切さを知って生きることを忘れないでいたいと思う、それだけだ。
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by Pombo_Brasil | 2011-05-11 07:40 | サッカー・プロ

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ゴールが決まった。
喜び合う選手達。
フィールド内の絆を確かめ合う選手達のオブジェがあまりに美しく、ふとフォトグラファーの我が出てしまった。

写真には色々な視点がある。
ファンの視点、クラブ側の視点(クラブ側の視点一つとっても経営陣と広報担当は違う)、選手の視点、

そしてフォトグラファーの視点。

そうだよ、どうせ独りよがりの写真だ。だから、たまには撮らせてくれ。
俺はファインダーの中で世界との絆を確認するだけでいいんだから。
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by Pombo_Brasil | 2011-05-10 16:11 | サッカー・プロ

奮闘

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昨日の朝、我が家で飼っていたオスの鶏が死んだ。
昨年の中頃に病気と猫の襲撃で片足が麻痺、いつもひどいびっこを引きながら歩いていた。
見ているのも可哀想だが、天が我が家族に「一生懸命生きる姿」を見せようとしているのだと思った。
長女がさめざめと泣いた。「天国でまた会えるよ」と言いながら抱きしめた。

死んだ鶏は、長女が自分のおこずかいで雛を飼ってきて育てていたものだ(先日のメス鶏は次女の鶏)。
我が家は基本的におこずかいを渡さない。
小学生の長女と次女はアクセサリーを作って学校の友人や知人相手に売っている。
アクセサリーの材料はママィと一緒に街中で買ってくる。
知人のレストランでお皿ふきやテーブル掃除のお手伝いをしておこずかいをもらうこともある。
この姿勢には批判もあるだろうが、僕は自立心と経済感覚を育てるために貫いている。
自分で稼ぐ力は将来なにものにも勝る力になる。
経済力は、自らが信じるものを貫くためにも絶対に欠かせないものだ。

我が家の子供達は非常に「タフ」だ、学校でもいじめっ子相手に絶対にただでは降参しない。
柔道をやっている次女(元来泣き虫)は男の子のいじめっ子が避けるほどらしい(笑)。
6歳の長男は先日、学校で数人からなぐるけるのいじめを受けた。
下校前に学校から電話があって、「あざが出来てる。相手にはしっかりと説教をしておいたけど、よく話してあげて」と言われた。
長男は学校から帰ってきて「痛くて泣いたけどやり返してやったよ」と誇らしげに笑顔を見せた。

長男はこまごまとした遊びが好きで、運動タイプではない。
でも、柔道場に放り込んだ。最初は泣き叫んだが、それがどうした。
押さえ込まれた相手を手で叩いてしまい、白帯に巻かれたレベルアップのマークを先生に剥奪されたりもした。
「相手を叩いてはいけない、降参するときは畳をたたきなさい、それが柔道のルールだ」。
質素な道場の真ん中には、講道館の嘉納治五郎師範の大きな写真が飾られている。

な、柔道やっておいてよかっただろ?
でも大事なのは負けない心だ、弱い者いじめは絶対許さないぞ。
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by Pombo_Brasil | 2011-05-07 09:24 | サッカー・プロ

柔の道

写真はゴールを決めた際に見せる「シュラスコ焼き」のポーズ。なぜか州リーグで流行っている。
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肉焼きの串をまわしているポーズなのだが、意味は「相手チームを料理してやったぜ」みたいな感じ?
あんまり格好いいポーズでもないのですぐに廃れると思っている(笑

話変わって我が家の子供たちの話、公立校の生活にも随分慣れたようで楽しい学校生活を送っている。
3人の子供たちは私立校時代にも優等生だったので、公立校では3人揃って学業成績だけは学年トップクラス。先生にも可愛がられているそうで、「今の学校好き(長女)」らしい(笑)。

ただし、公立校に入れたことで今まで目に見えなかった問題も多く見えてきた。
私立校は授業態度などにそれなりに厳しく、授業も懇切丁寧に教えてくれる。公立校だと「やる気のない子は勝手に落第しなさい」という感じ。6年生(日本の小学5年生に相当)の長女のクラスに14歳や17歳の子がいる。
ブラジルでは小学1年(日本の年長組)から中間・期末試験があり、補修をやっても点数が足りない子はどんどん落第させられる。
学級崩壊もかなり激しく、次女と長男が入っているモデル校は別だが、それ以外だとクラスの中で騒ぐ子供たちが多くて授業にならないケースも多い。
あまりに態度の悪い子供(先生に暴力をふるうケースも)を注意すると、親がすでに教育を放棄している状態で「殴ってもいいからしつけてくれ」と頼んでくるのだという・・・
学校によっては、休憩時間に教室から全員出ないといけないケースもある。理由は簡単、外部から入り込んだ麻薬の売人が、休憩時間の教室を使って子供たちにクラックなどの麻薬を売りつけるのだ(小中学校だよ!)。
知人の長女(中学生)が通う公立校では、先週など人を殺して刑務所から出てきたばかりの若い子が転入生として入ってきたとか・・・
いやいや、日本の学級崩壊なんて可愛いものだw

小学生の高学年や中学生になると恋愛などむちゃくちゃだ。14・5歳で子供を生む子供(?)とか当たり前のようにいるし、もうこうなると人生どうしようもない。
これもよくよく話を聞いてみると、親が昼間から居間などで子供の前で行為に及んでいるなどキチガイ沙汰としか思えないような世界・・・・
親から子供へ、色々な意味で“負のルーチン”が延々と繰り返される理由がよく分かった。

我が家の長女は最初、「他の子供たちがうるさくて勉強できないので学校を変わりたい」と言っていたが、負けず嫌いの性格が幸いして「(あんな子達と)同じようになりたくない」と勉強に精を出している。反面教師というやつだ。

最近では、長女が市の教育プログラムを利用して「柔道」をはじめた。次女と長男も始める予定だ。
このプログラムは、市の教育局とスポーツクラブの経営者が共同して青少年の教育を進めているもので、その名も「プロジェクト“希望”」、教育関係者の切実な想いが詰まっているような名前だ。
公立校に通っている子弟なら、誰でも無料で私立のスポーツクラブで柔道や水泳を学ぶことができる。市からはスポーツクラブに援助が出るという仕組みだ。

いやはや、柔道のクラブに行って驚いた。白人の若い先生が日本語で指導しているのだが、日本語の「お願いします」という挨拶から始まり、目上の人やセンセイに敬意を払うことを教えられる。
僕は毎日のように子供たちに「先生を尊敬しなさい」と言っているのだが、まさに目から鱗が落ちる経験だ。
ブラジルは世界でも有数の柔道大国だが、まだまだ青少年の教育に活用することが出来ると実感した。

自分の子供だけをしっかりと教育しても仕方がない。この環境を少しでも変えなければ・・・焦燥感がつのる公教育の体験をしている。
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by Pombo_Brasil | 2010-04-21 09:13 | その他