Web時代への対応 / 専門学校のスポンサー

e0110461_12422390.jpg

写真は中央にあるバナー広告のスポンサーからの依頼で撮影したもの。

「バナーを絡めた試合中の写真を10枚以上お願いします」

州選手権決勝トーナメントの試合開始直前、決定的瞬間を絶対に外せない状況で入ってきた依頼。
「おいおい、簡単に言うなよ・・・」と思いながらも笑顔で「了解です」と答える。
依頼主は、クラブドクターの知人で急成長している専門学校のオーナー。
スポーツ活動に理解があり、自分でもバスケットのアマチュアチームを持つ。
写真は、HPでの使用や教室内に飾るために使うのだという。

将来、ユニフォームのロゴスポンサーになるかも知れない顧客だ。

さて、ホームページやブログ等で使うとなると、横長の写真も必要になる。
どんな写真を撮るか、通常の外せない写真も考慮しながら考える。
外せないのは、バナー、選手、ボール、観客、動き、といった記号。
e0110461_12383146.jpg

できあがった写真を持って、オーナーの事務所を訪問する。
「うん、いいね。これとこれとこれ、全部で13枚。学校内に展示するから半切1枚と4切12枚よろしく」
「とりあえずこれ前金だから。よろしくね」

あれ、HP用は?データ必要ないの?
これじゃ、ブログ用の記事にならないんですけど・・・・まあ、いいか(笑)。
[PR]
# by Pombo_Brasil | 2011-08-02 09:13 | 写真の話

共有

e0110461_0472765.jpg

[PR]
# by Pombo_Brasil | 2011-08-02 00:47 | サッカー・プロ

転換点

e0110461_2150084.jpg

半年間、リザーブ(控え選手)に甘んじてきた選手(FW)。
ブラジル選手権でサンパウロ州1部リーグのクラブをホームに迎え、ここ一番の試合で先発の機会を得た。
試合相手は、普段からサントスやコリンチャンスといった強豪とサンパウロ州選手権を戦っているクラブだ。

サンパウロのクラブに所属する選手1人の給料が、地方クラブの丸々1チーム分の給料に相当。
それほどの差が、サンパウロ州1部リーグのクラブと地方のクラブにはある。

ところが、長らく控えとして辛酸をなめてきた選手が、前半と後半を合わせて2得点の大活躍。
2点目を決めた後、感情が爆発した。

夜のテレビニュースでは、「この試合は地方サッカーの転換点になる」とアナウンサーが語った。
チームと一緒に更なる上を目指して、選手にとっても転換点となる試合だった。
[PR]
# by Pombo_Brasil | 2011-07-31 21:56 | サッカー・プロ

歩留まり / EF300 2.8L IS + EOS 40D

e0110461_9375310.jpg

EOS 40D と EF300 2.8L IS の組み合わせでテスト撮影。
カメラのモニターでは良さそうに見えるが(炎天下だと全然見えない40Dのモニター、ヒストグラム必須)、
あとでMacbookProに取り込むと、

「あかん、歩留まり悪すぎ」

順光だとそれなりにピントも来るけど、40Dってこんなもんだったのか。
あらためて7Dの進歩を実感。
[PR]
# by Pombo_Brasil | 2011-07-30 09:04 | 機材ネタ

爺ちゃんパワー

e0110461_10483953.jpg

e0110461_10491065.jpg

土曜日の大事な試合を控え(ブラジル選手権)、今日はゲーム形式の練習を撮影しながら勘を養っていた。
選手と同じで、フォトグラファーも試合に向けて技術・精神面などの準備がある。
選手のコンディションや精神状態なども実際に触れて確かめておきたい。
僕には、ぶっつけ本番で周りを唸らせるような写真を撮るスキルとセンスはない。

撮影をしながら、しばらくフィールド廻りをうろついて、
「よし、今日はこの辺にしておくか」」とフィールドから出ようとすると、

「おい、若造!今日はもう上がりか」と後ろから声がかかった。

「え、俺のこと?」と思いながら振り向くと、そこには地元ラジオの「パワフル爺ちゃん」2人組が。
地元ラジオでサッカーの実況をして50年という超ベテラン連中だ。
71歳と81歳の2人、ラジオ局は別だが旧知の間柄、未だに現役で一日中走り廻っている。
1964年から実況をしているというから・・え?、生まれてないじゃん、オレ。

「今日は何時から働いてるの?」
「朝9時からずっと走りまわってるよ、これからライブで選手達にインタビューをして、夕食後に録音がある」
「俺ら2人は酒もタバコもやらないからな、まだまだ現役だぜ」
「おまえなんてまだまだ若造だ!がはは」

いかん、「40過ぎると体力きついなー」なんて言ってる場合じゃない(汗)
みんな、40代なんてまだまだ若造なんだぜ!
[PR]
# by Pombo_Brasil | 2011-07-29 09:47 | サッカー・プロ

試合前の祈り

e0110461_10222893.jpg

ブラジルサッカーの多くの控え室で見ることができる試合前の光景
選手達が円陣になって祈る「主の祈り」
控え室に割れんばかりの大音響で響く祈りの声。
その光景をファインダーから覗いていると、まるで時が止まり、詩の一編として聞こえてくることがある。
僕はこの時間がとても好きだ。
色々な宗派や背景を持つ選手達が、試合に向けて「勝利する」という目的のために一つになる時間。
ブラジルサッカーに関わりながら、この場に居合わすことができる幸運に感謝する。

もちろん、オフィシャルとて選手達が精神的に集中する場所に居合わせることは簡単なことではない。
精神集中の妨げになると、最初は控え室への入室さえ適わなかった。
時間をかけて、選手やコーチ達と人間関係を築き、作品を見せて信頼を勝ち取った。
被写体との信頼関係は、フォトグラファーの基本だと思う。

選手達は様々な背景を持っている。
カトリック(ブラジルは世界最大のカトリック大国)、プロテスタントはもちろんのこと、
プロテスタントの中でも聖書に忠実な姿勢で知られるエバンジェリカル(福音派)に属する選手も多い。
もちろん、無宗教に近い選手やコーチ陣、監督も。

こうした背景は、普段の付き合いや、食事の際の席取りにさえ関係してくる。

しかし、試合前の祈り、この時からチームが一つになり、
そして、祈りを超えて「サッカー」という競技が全ての宗派・宗教・人種や文化を取り込み、結びつけていく。
まるで、「サッカー」という一つの大きな何かがあるように。

先日の女子ワールドカップも、国や文化、国境、人種を越えて感動を共有する機会を与えてくれた。
なでしこJAPANや各国代表が奮戦し、感情を顕わにする姿に感動したのは、日本人や参加国だけではなかった。
サッカーだけでなく、様々なスポーツが与えてくれる感動。

まだ、アスリートの世界に関わる厳しさの入り口についたばかりだ。

追伸:ノルウェーのテロ事件の犠牲・被害者の皆様に心からの追悼の意を捧げます。
[PR]
# by Pombo_Brasil | 2011-07-23 11:05 | サッカー・プロ