カテゴリ:写真の話( 4 )

ソウル(魂)

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私達の魂はどこから来て、どこへ行くのか。
ソウルフルなミュージックに包まれながら、今、この時を懸命に生きるしかないのだと魂が感じた。
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by Pombo_Brasil | 2012-09-03 12:26 | 写真の話

Web時代への対応 / 専門学校のスポンサー

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写真は中央にあるバナー広告のスポンサーからの依頼で撮影したもの。

「バナーを絡めた試合中の写真を10枚以上お願いします」

州選手権決勝トーナメントの試合開始直前、決定的瞬間を絶対に外せない状況で入ってきた依頼。
「おいおい、簡単に言うなよ・・・」と思いながらも笑顔で「了解です」と答える。
依頼主は、クラブドクターの知人で急成長している専門学校のオーナー。
スポーツ活動に理解があり、自分でもバスケットのアマチュアチームを持つ。
写真は、HPでの使用や教室内に飾るために使うのだという。

将来、ユニフォームのロゴスポンサーになるかも知れない顧客だ。

さて、ホームページやブログ等で使うとなると、横長の写真も必要になる。
どんな写真を撮るか、通常の外せない写真も考慮しながら考える。
外せないのは、バナー、選手、ボール、観客、動き、といった記号。
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できあがった写真を持って、オーナーの事務所を訪問する。
「うん、いいね。これとこれとこれ、全部で13枚。学校内に展示するから半切1枚と4切12枚よろしく」
「とりあえずこれ前金だから。よろしくね」

あれ、HP用は?データ必要ないの?
これじゃ、ブログ用の記事にならないんですけど・・・・まあ、いいか(笑)。
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by Pombo_Brasil | 2011-08-02 09:13 | 写真の話

ルラ前大統領、セレソン(ブラジルサッカー代表)専属フォトグラファー

まず最初に、なでしこジャパン、優勝おめでとうございます!そして、素晴らしい感動をありがとう。
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で、いきなり今日の本題。
最近、ブラジルサッカー協会(CBF)のホームページを訪問して驚いたことがある。
ホームページに掲載してある一部の写真のクオリティが、去年までのそれと天と地ほど違うのだ。
クオリティが明らかに違うのは、最近のフル代表の写真。U17や女子代表と写真の質が違う。
画面の切り取りにセンスがある。キャリアのあるフォトグラファーが撮っているに違いないと思った。
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「セレソン(サッカーブラジル代表)」の公式フォトグラファー。
その重圧がどれほどのものか、ここブラジルのサッカー熱に触れればいやでも想像がつく。
そして、オフィシャルにしか撮れない写真、この一線がどれほど大きいか、分る人には分かるはず。
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そして、今日、あるビデオを発見した。
なんと、ブラジルセレソンを撮っているこのフォトグラファー、ルラ前大統領の公式カメラマンを8年間勤めていたのだ。
ルラ前大統領の公式フォトグラファーから、今度はサッカーブラジル代表の公式フォトグラファー。
ビデオを見て知ったのだが、2014年のブラジルW杯本大会まで契約しているのだという。
フォトグラファーの名前は「Ricardo Stuckert」氏。

こちらのリンク先に氏を紹介したスペイン通信(EFE)のビデオがあるので是非見てください。
http://mais.uol.com.br/view/11832795

しかし、ブラジルサッカー協会はなんと気の利いたことをするのか・・・W杯までの楽しみが増えてしまったではないか。

それにしても、彼と契約したことで、ブラジルサッカー協会のサイトの訴求力が全く変わってしまった。
「写真のパワーがここまでサイトのイメージを変えるのか」とうなった。
デジタルの普及に伴って写真界に厳しい流れが及んでいる、それはここブラジルとて同じだ。
しかし、訴求力を持つ写真は、以前にも増して「他に変わることのない」価値を持つと確信した。

ブラジルサッカー協会のフォトギャラリーはこちら
http://www.cbf.com.br/central-de-fotos
写真を見ていると、フォトグラファーの試行錯誤を見て取ることもできるので勉強用の素材にも。
全てがうなるような写真というわけではないですが、引き出しの多さなどは是非とも見習いたいところです。
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by Pombo_Brasil | 2011-07-18 10:40 | 写真の話

フォトグラファーは演出家

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先日、あるフォトグラファーと話していて、「フォトグラファーって演出家だよね」という話になった。

数年前の話になるが、首都ブラジリアで、あるVIPを撮影することになった。
なんてこたない、NY在住時代の知人のコネ。英語が話せてそこそこの写真が撮れればOKの仕事だった。
ただし、前の日は、緊張感からほとんど寝付けなかった。
撮影開始場所は、ブラジリアで最高級のホテルのスイートルーム。
部屋付きのボーイによると、先週まで、クリントン国務長官が滞在していたという。

3日間の撮影が終わり、編集者が言った。
「たとえ相手が誰であろうと、写真家はその場において”写真のプロ”として指示を出さねばならない」
「もし、大統領が”こんな写真を撮りたい”と言っても、プロとしての意見を臆さずに伝えよ」
「君がこれから上を目指そうとするなら、決して忘れないで欲しい」

このブログ記事を書きながら、
エリザベス女王やジョン・レノンの写真を撮ったアニー・リーボヴィッツの写真をネットで探した。
言葉が出ない、俺なんて小僧どころか赤ん坊じゃん。

アニーの写真を評する人達の言葉がまた圧巻だった。
僕が写真を含めた表現の手段に求めていたものが、被写体の言葉としてそこにあった。

オノ・ヨーコ :
「彼女は“魂”を撮りたがっていた。それが伝わった」

キース・リチャーズ:
「彼女は、俺が見えないものを見ている」

ヒラリー・クリントン:
「彼女はアメリカの心を撮っている」

掲載写真は、昨年のブラジル選手権の州予選で優勝が決まった笛が鳴った後。
ベンチの写真を狙っていたのだが、構図に動きが欲しくて中央の選手に立ってもらった。
いかん、演出がみえみえだ。
まだまだだねぇ。
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by Pombo_Brasil | 2011-05-29 06:28 | 写真の話