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イジメ(いじめ)に負けるな!

さて、僕が珍しく子供達の写真と話題を出したのにはわけがある。次女が「いじめ」にあっているのだ。
海外にもいじめはある。むしろ米国やブラジルでは日本より暴力的だ。
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NY在住時代、クイーンズ地区で中国人大家が住む一軒家の地下室に住んでいたことがある。
金がなかったのだ。地下室にベニヤ板一枚で部屋をしきって密入国の中国人達と一緒に生活していた。
家賃は月150ドル。ワンルームのアパートが700ドルぐらいしていた時代の話。
その大家の子供達が、毎日のように黒人や白人の学生達からいじめられて帰ってきていた。
“あざ”や“擦り傷”などはいいほうで、血を流して帰ってくることも。
「このままだと命にかかわる」ということで、大家家族はその後、子供のためにニュージャージーへ引っ越した。

ブラジルでもいじめはいくらでもある(もちろん良い公立学校もある)。
サンパウロに住む知人は、どうしてもお金の工面がつかずに息子2人を3カ月ほど公立へ入れた。
その3カ月、子供達は毎日にようにあざを作って帰ってきた。
学校のいじめっ子の一人が家のすぐ近くに住んでいたのだが、その両親が子供を感情的に叩く人だったらしい。
「いじめないでほしい」と相手の両親と子供に言ってもダメだ。
モンスターペアレンツとモンスターチャイルドには倫理や道徳は通じない。
いじめられたらやりかえす、もしくは「力」を見せるしかない。

ただし、世の中には心やさしくてどうしようもない子だっている。
我が家の次女がそのケースだ。僕には分かる・・・・・
家庭を持ったり守る対象が出来て初めて、周りの環境に抗う力や勇気を得る人もいる。

次女のケースは、私立で「いじめ」というのは少ないのだが、その少ないケースに当たってしまったわけだ。
次女が「学校に行きたくない」と言い始めたので、色々と学校の話などを聞いていたのだが、
そのうちに「数人の男の子にバカにされる」というような話が出てきた。
そして、昨日は学校で数人の男のに追いまわされたうえで、蹴りを入れられたりはがいじめにされた。
学校へクルマで迎えに行くと、次女がなきじゃくっていた。

「許せん!!!」、マグマが爆発していじめっ子をとっつかまえて怒鳴りつけてしまった。
担任や主任がすでにいなかったので、週明けに学校へ怒鳴り込む(いやいやお話です)つもり。
いじめは、100%いじめっ子といじめっ子の親が悪い。
いじめられるほうにも問題がある?冗談じゃない、グローバルスタンダードはいじめっ子に問題ありだ!

対処は色々ある。大手の歴史ある私立学校なのでその辺はきっちり対処できるようになっている。
まず、最初は担任に説明した上で、いじめっ子にちゃんと次女に対してあやまらせる。
その次は、いじめっ子か次女のクラスを変えてもらう。
いじめっ子とその親にカウンセリングを受けさせるのも当然。学校付のカウンセラーがいる。
それでもダメなら、いじめの証拠を集めた上で弁護士から書類を出させる。大体はこれで、学校は本気になっていじめに対応する。
ま、証拠なんか集めなくても弁護士つれていってちょっと脅せば・・・・というのは実際に友人が使った裏ワザ。弁護士は交渉事のプロなのだ。

子供を守るのは親の努め。どこまでも守ってやるから安心しな!
ついでにいじめっ子、容赦しないしどこまでも追い込んでやるからな!いじめっ子の人権は反省してから考えてやる。
by Pombo_Brasil | 2009-02-22 14:28 | スナップ・ブラジル
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