写真でまったりとしていただいた所を申し訳ないが、下の大盛り写真の話を一つ。
「花より団子」「月見団子」っていうじゃないですか。
ブラジルでも地方によって食習慣がかなり違う。日本と同じだ。
ブラジル西部は亜熱帯だということと、肉食文化中心だったのもあるのだろう。
汁系のものを食べる文化があまりない。
下の写真のラーメン(SOBA)も、元々はこちらの文化には存在しないものだ。
だから、ラーメン(SOBA)のスープを楽しむという食文化がない。
「麺を食べる」ことが基本なのだ。
10年ほど前に、牧場を経営する日系人(1世)が日本食レストランを開いた。
オープン時に、目玉商品の一つとして日本風の「ラーメン」を始めた。
しこしこ麺を手打ちで作り、みそ・醤油味の「かなり凝った」スープをなみなみと注いだ自慢の一品のはず。
ところが・・・・・ブラジルのお客さん達からは文句が殺到した。
「オイ!おまえんところでは水を飲まして金とるんか!」
「オイ!なんや、このけちけちした麺の量は!」
断っておくが、ブラジルにはや〇ざはいない。マフィアは腐るほどいるけど(笑)。
それだけではない、味も見ないうちからテーブルに備え付けの醤油をどぼどぼと入れ始める。
ほとほと困り果てた後に、麺の量を増やし、「お願いですから、醤油を入れる前にスープを飲んでみてください」と顧客教育を始めた。
所変われば・・・・ってやつだ。日本の常識はブラジル西部の非常識(苦笑)。
ということで、下の写真のような「ラーメン」が登場することになる。分かった?
今日は自宅でチキンカレー。ブラジルの鶏肉は美味いよ! →
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