日暮れ間近に撮影ポイントを探して歩いていると、目の前をベニコンゴウインコが飛び去った。
「うおっ!いきなりかよ!」と思ったのは一瞬。
とっさにカメラを構えて、データも分からないままに流し撮りをした。
伊達にサッカー写真バカじゃないのだ。
先日、古本屋でブラジル版のナショナルジオグラフィックや写真雑誌を漁った。
目当ては写真なので、カメラやテクニックの情報などどうでもいい。
強烈なショックが欲しいのだ、「どうだ!オマエの写真などクソだよ!!」というパンチだ。
「これなんかどうだい?」古本屋の親父が一冊の写真集を手渡した。
「ナショナルジオグラフィック・ブラジルのオリジナル写真集だよ」。
ブラジルの動物達を特集した雑誌、表紙を見て即決した。
定価は約2000円だが、500円でいいという。
何冊かの写真雑誌と一緒にまとめ買い、交渉してすこし値段を下げてもらう。
ナショナルジオグラフィック・ブラジル特集版、写真家はもちろんブラジル人だ。
驚いた・・・・
写真がものすごくクリアでシャープなのは当然ながら、色使いや構図が飛びぬけている。
「オウムをこんな風に撮るのかよ・・・・」言葉も出ない。
その他のブラジルの写真雑誌も写真が抜群、日本にも、アメリカの写真にもない感性だ。
写真を見た後、かなり落ち込んだ。なんということだ。
「灯台下暗し」とはこのこと、近くにこんな写真があったのだ。
かなり落ち込んだ後、発奮した。そういう性格だ(笑)。
ブラジル写真家の写真をいつか紹介したいが・・さてどうするか。
まぁ、セバスチャン・サルガドなんかは、これはもう完全な別世界ですがねぇ・・・・。
変色モニターで現像、家でモニターを見るのが怖い(笑) →
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