サムライはどこへ行った!

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ブラジルでは、フォワードのことをアタカンチという。
「攻撃する者」という意味だ。
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攻撃する、つまり点を取るために最も必要なもの。
日本代表やJリーグ関連の試合を見ていて、ゴール前の攻防でいつも感じる「もどかしさ」。
言葉ではなく、それを表現するための写真をいつか撮りたいと思ってきた。

先週の試合、僕はゴール横に腰をすえて写真を撮っていた。
エンドラインから1メートルと少し、ゴールポストからは3メートルと離れていない場所だ。
そんな場所にパイプ椅子を置くわけにもいかないので、地べたに座り込む。
地方リーグでは信じられないような場所で写真が撮れるが、最後は自己責任だ。

前半戦も終わりに差し掛かった頃、セットプレーの惜しいシーンが続いた。
ヘディングシュートを試みた黒人選手。ボールがわずかにそれる。
緊張がほぐれたゴール前、カメラから目を離してフィールドを観察している僕の視界に「ハンター」が飛び込んできた。
すぐにファインダーを覗きなおし、シャッターを切る。一瞬の世界。

暴力的で、闘志に満ちた目。こんな目をみると、ぞくぞくしてくる。
日本の若者のすさんだ目、一見すると怖い目だが、その目にはどこにも本物の闘志などない。
弱肉強食の世界に放り込まれれば、底の浅いプライドなどすぐに噛み千切られる。

日本のサムライはどこへ行った!

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by Pombo_Brasil | 2008-02-23 05:27 | サッカー・プロ
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