ブラジルへの道

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知り合いの飲食店主が「商売を辞めて日本へデカセギに行く」と言って店をたたんだ。
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はたから見ていると、そこそこ儲かっていそうなのだが、実際はかなり厳しかったようだ。
人生とはそんなもの。
他人の人生はよく見えるもので、「自分も出来る」と思いがちだ。

時折、私たち家族の暮らしぶりを見て「ブラジルに住みたい」と言い出す若者がいる。
本気で決意すれば人生、出来ないことなどあるはずがないのだが、やはり簡単ではない。
正直、最初の頃は「なめとんのか!」と腹の中で思っていた。
最近は、話を聞いてあげた後で「がんばってね」と言って送り出す。
苦労の味は蜜の味だ(笑)。

ブラジルでの生活をあきらめて日本へ定住する日系人が増えている。
それほど、ブラジルで生活基盤を築くことは大変だ。
アメリカ、イギリス、ポルトガルなどに職を求めるブラジル人も数多い。
特に、日本の便利で快適な生活を一度体験してしまうと確かに・・だと思う。
同じレベルの生活をブラジルで保ち続けることはほとんど不可能に近い。
収入源がないのだ。

国民の半分以上が月2万円以下の生活。我が家は電気代だけで1万円以上。
ブラジル人でさえ、大学を出ていても仕事がないのが現実。外国人に仕事などあるわけがない。
「日系企業で働けばいい」。
現地雇いの給料など、よほどのことがない限り安いものだ。
それに、ブラジルまで来て日系企業で働いてなにが面白いのか。

ブラジルの醍醐味は「自主独立の精神」だと思う。
そう、ブラジルに来たら自分の足で立つことを覚えるのだ。
簡単ではない。
私たち家族は、最初の一年は、店の残りものを食べて生きた。
最初の三年、「日本・アメリカに帰りたい」と思わない日は1日もなかった。

それでも、ブラジルに来てみたいと思う人。
最高の人生が待っています。

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by Pombo_Brasil | 2007-06-20 00:01 | サッカー・プロ
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