試合が終わってフィールドを去る選手達、サイドラインをまたぐ際に胸で十字を切る選手は多い。
サンパウロやリオならともかく、サッカー後進州でのサッカー選手の給料は安い。
そこそこのレベルのサッカー選手ならはいてすてるほどいるから、クラブ側もよほどの選手でない限り、厳しい条件を突きつける。
昨日、クラブ関係者と話していて、選手の給料の話になった。
「いくらぐらいの月給を彼らはもらっているんだ?」
「そうだな、州1部リーグのレギュラークラスでも4万から多くて8万円ぐらいじゃないか?」
「15万から20万円も稼げば地方ではトップクラスだよ、ほとんどいないね」
はっきり言って安すぎる。ブラジルの物価は高い。
貧困層出身の選手など、彼らに頼っている家族もいるだろうに。
「しょうがないよな、ブラジルのサッカーはものすごい競争なんだよ」
「ここで芽を出した選手は、サンパウロの1部リーグで桁が違う給料を手に出来るんだ」
芽が出ない選手は・・・?
「まあ、ディーラーの営業とか、自動車工とか、自分で商売を始めるとかいろいろだね」
「プロの世界で鍛えているから、まあ、なんとかなるもんだよ」
なんとかなる、ブラジルらしいよなぁ・・・
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