ガウショ(カウボーイ)の土地・ワイルドウエスト

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「ブラジルで自立して生きていく」ということは、それだけで毎日がハプニングみたいなものです(笑)。

そのブラジルの中でも、私達の住んでいるブラジル中西部は、アマゾン地帯の一部と合わせて「ブラジルの“ワイルド・ウエスト”」だと言われます。
地域経済のほとんどが、牧場や農場経営から成り立っています。
「ガウショ(カウボーイ)の土地」です。
郊外の農場などに行けば、家の中に護身用の拳銃を持つことは、未だに当たり前の世界です。

パウリスタ(サンパウロ市民)やカリオカ(リオデジャネイロ市民)に、「あんなところに住んでいるのか!」と驚かれることもあります(笑)。

今でこそ、文明化していますが、数十年前は、金で人の命まで買えたような場所だったそうです。

政治家、検事、弁護士、警察、役人、麻薬売買人、やくざみたいな人間がたくさんいます。
弁護士・会計士に金を騙しとられた、政治家のうまい話に載せられて財産を失った。

生き馬の目を抜くような話にはことかきません。

クルマで事故を起こしても、人身事故なら治療費を払ってもらえる可能性はほとんどなし。
事故、雇用関係、土地問題など、相手が悪いことが分かっていながらも、ずるがしこい弁護士を雇って逆に金をむしりとられることも。
貸した金は、こちらから請求しない限り100%帰ってこない。金を巡る裁判は日常茶飯事。

どんな手を使っても、成功、つまり金を稼いだ人間は多くの場合尊敬されます。
「どうやって稼いだんだ、すごいな」と。
貧乏は「悪」なのです。きれいごとではない。

その代わり、悪人と善人の差も激しい。
世界最大のカトリックの国ですから、正しい心と人生の拠り所を求める人もたくさんいます。

ブラジルはよく「灰色の世界」だと言われます。はっきりとした黒と白がない。
だからこそ、自分を強く持つ必要があります。

自分の心をはっきりとさせて生きると、その中で出会う人々がはっきりと分かれます。

「こんな人がいたのか」と涙の出会いさえあります。
そうして、信じあえる友人を少しずつ増やし、何年もかけて家族が生きていく基盤を作ります。

ブラジルに来るまで、私は争いごとを好まない平和主義者でした。
でも、ブラジル西部の生活で、絶対に負けない姿勢と心の定め方抜きに生きれない世界があることも知りました。

多分、私のブログの言葉に反発される方は多いと思います。

「地球の果てに住んでいる人間のたわごと」、だと思ってこれからもおつきあいいただければ幸いです。

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by Pombo_Brasil | 2007-03-10 09:51 | 風景・ブラジル
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