ブラジルでは昔、カトリックの「歌う(踊る)神父」が有名になり、CDが大ヒットを飛ばした。
歌う神父がいるなら、もちろん
「走る牧師」もいる!
写真の選手はノボ・オペラリオのFW(フォワード)「セルジーニョ」選手。
サッカー選手として非常に才能があるだけでなく、彼は現役の「牧師様」なのだ。
掲載写真のシャツに書いている文字は「キリストの選手」という意味。
サッカー連盟が通達している「フィールド上での宗教表現の抑制」など、どこ吹く風w
セルジーニョ選手は、プロテスタント(エバンジェリコ)系の教会を自分で運営、ここ数年は牧師業に専念するために選手引退を願ってきたという。
しかし、サッカー選手としての才能(特に得点力)だけでなく、求心力が高く、人格的にも優れている選手のため、サッカー関係者が毎年のように引退を引き止めてきた。
どのサッカーチームにも熱心なエバンジェリコの選手は多いのだが、彼の場合は格別。
遠征先のホテルでは、夜になると、エバンジェリコの信仰を持つ選手達による即席の「復興会」が開催され、それは賑やかだとか。
「走る牧師」、個人的にも撮影をしていて「絵になる」選手の一人なのだ。