悲喜

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昨日は、久しぶりにアウェイの街に試合撮影へ。
ブラジルの州リーグでは、移動はバスやクルマが中心。しかし、とにかく広い国なので州内を移動するのにクルマで7時間、8時間などということもザラ。
昨日の移動距離は往復で約900キロ。この程度なら近場(お隣さん)みたいなものだ。当然日帰り。
炎天下の移動と撮影で疲れることは疲れるが、ドライブインでの食事など楽しみも多い。

昨日の撮影は、一言で説明するならば「悲喜」を目の当たりにした。
勝ったチームは予選突破が確定し、負けたチームは2部落ちが決まった。
喜びに沸くチームと悲しみにうちひしがれるチーム。

しかし、そこはブラジル。悲しみにうちひしがれた選手たちにサポーターから容赦ない罵声が投げかけられる。
「バカ野郎!」
「ボールの蹴り方知ってんのか!コラ!」
「クソ野郎、2度と顔見せるな!」
もちろん、暖かい声をかけるサポーターもいるのだが、とにかく思ったことを口に出す人が多いのだ。

2部落ちの選手達だが、現在リーグ戦途中のセリエBチームに引き抜かれれば幸運、どのチームからも声がかからなければ、来季まではアルバイトに追われることになる。
それでも、サッカーに理解ある雇い主が必ずどこかにいるのがブラジル、「なんとかなる」らしい。

日本から伝わるニュースだけを見ていると、うかつに「なんとかなる」「ケセラセラ」などという言葉を使えない雰囲気さえ漂ってくるのだが、本当のところはどうなのだろう。
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by Pombo_Brasil | 2010-04-20 11:05 | サッカー・プロ
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