Pain

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痛みに耐える、サッカーを撮る過程で避けられないシーンだ。

「ドクターを呼んでくれ・・・」。
撮影中、目の前で苦痛に顔をゆがませる選手に頼まれ、あらん限りの声でドクターを呼んだこともある。

この写真はノートリミング、脚を攣って苦しむ選手の姿に焦点を絞った。サッカーではよくある写真の一つだ。
その代わり、画面を傾けて余分な情報を排除した。
チームドクターなど、選手と第三者を絡める写真を撮る場合、選択肢は二つある。
選手の姿に的を絞るか、ドクターやフィジカルトレーナーなどの姿を入れてより情報の多い説明的な写真にするか。
状況を説明する写真なら、わざわざ画面を傾ける必要はない、ただし、この場合は選手に的を絞った。
苦痛を見せる選手の顔と「脚が攣って苦しんでいる」状況が分かればいい。
画面を傾けることで、左端のフィジカルトレーナーの足などをできる限り切り取り、余分な情報を排除した。
画面が傾いてはいるが、選手の姿がちょうど画面内で逆三角形をつくり、画面に安定感を与えている。
また、選手の顔の上の空間が広がっていることで、表情周りに窮屈な感じも受けないと思う。

どうでしょう、画面を傾ける意義、理由、お分かりいただけましたでしょうか?
もちろん、写真の撮り方や感じ方は人それぞれ。
鑑賞による評価も人それぞれです。

ACDSee Pro3_Beta版で現像。
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by Pombo_Brasil | 2009-07-24 14:37 | サッカー・プロ
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